Written by Ruka

就活にすごい経験は不要【経験談を語る】

LIFE

就活中の学生:面接とかで経験を話す場面が多いけど、

正直周りの経験がすごすぎてビビってる。

もっとすごい経験を語らないとだめなのかな?

経験が雑魚過ぎて不安なのでどうしたらいいか教えてください。

上記悩みを解決していきます。

☑本記事の内容
・就活にすごい経験は不要です
・すごい経験がない人が内定をとるための方法

この記事を書いている私は、短大生で何の経験もないまま就活をし

倍率の高い食品メーカー開発に内定をもらいました。
通過率も7割ほどでしたので、経験値が雑魚な私でも内定が取れた方法を紹介したいと思います。

就活にすごい経験は不要です

ちょっと意外かもですが、就活にスゴイ経験は不要です。

☑経験自体に価値はない

わりと学生で勘違いしやすいのが
経験のすごさ=価値と思っているパターン。

確かに、集団面接とかで

「3年間留学してました」とか

「研究でこんな成果あげました」とかって結構すごく感じるし

同じ学生の立場からすると

「うぅ…勝てない…」と思いがちです。

ですが、私たちからすればすごい経験も、企業にとってその経験自体は価値がないです。

というのも、すごい経験をした人が入社したら、利益を上げてくれるわけではないですよね。

結局のところ、企業が求めてるのは「利益をもたらしてくれる人」が欲しいわけです。

だから、企業にとってはすごい経験に価値はないんですよね。

実際、私が就活していた時もすごい経験をしている人はたくさんいて

難易度が高い資格を持ってたり、部活の主将をしていたり。。。

ですが、大した経験がない私でも内定を取れているということは
経験のすごさ=価値ではないということがわかりますよね。

☑過去の経験≠未来の活躍

もう1つ、会社に過去の経験が評価されない理由がありまして
それは過去の経験=未来の活躍ではないからです。

例えば、野球で甲子園でましたとか
他の人にはまねできないような経験があったとします。

ですが企業にとっては、
その経験をしたから将来会社に利益をもたらすかはわからないですよね。

なので、経験そのものが評価されないわけです。

じゃあどうしたらいいの?と思うかもなので解説していきます。

☑過去の成功した経験を再現できると証明すべき

これは簡単でして、要するに「経験から学んだこと」を語ればOKです。

「あーなるほど?」と思った人もいるかもですが

単に『学んだこと』と聞くよりも

『過去の経験を再現できるという証明』と言いかえることでより企業が求めてる回答に近づく答えができるかなと思います。

この過去の成功した経験はぶっちゃけなんでもいいです。
・バイト
・サークル
・行事

上記の通りで、経験自体をアピールするわけではないので

こんなものでOK。

実際私も就活の時には、バイトやイベント実行委員の話をメインにしていました。

その時の成功体験をいかに仕事でも再現できるか
この経験で○○を学んだからこそ仕事でも成功できますよというアピールが必要。

☑経験は会社によって変えるべき?

こういった話をすると、ガクチカなどの経験をアピールするときは
企業によって話を変えるべきという意見がありますが

半分正解で半分不正解かなと思っています。

というのも、その経験自体の話を変えずとも
アピールするところを変えていけば問題ないからです。

正直企業ごとに変えるほどの経験値ってないと思いますし、わりとめんどうですよね。

自分的には毎回同じ話をしているので、飽きられるのかな?と思うこともありますがその企業からすると1~2回くらいしか聞いてない話だと思うので問題なしです。

すごい経験がない人が内定を取るために大切なこと

大切なことは下記の2つです。

大切なこと①:差別化を意識
大切なこと②:会社の求める人材になる

1つ1つ解説していきます。

大切なこと①:差別化を意識

たいした経験ないよーーと悩んでいる人に重要なのは差別化です。

経験としては小さなものでもほかの学生と差別化できれば面接官の目に留まりやすいですよね。

☑差別化の例
・人とは違う視点
・人とは違う学び
・人とは違う特徴

私の具体例で行きますと
『短大卒』というのが人と違う特徴だったかなと思います。

不利になりそうなところを一転
「短大生でみんなより2歳も若いけどこんな学びがありました」という表現で差別化をしていました。

大切なのはみんなと同じことを同じようにやるのではなく自分だからこそできた視点、自分だからこその成果とその過程を意識すべきですね。

大切なこと②:会社の求める人材になる

いくら差別化できていても落とされる…というケースがあります。

というのも、たとえ差別化はできても企業が求めていなければ採用されないですよね。

会社ごとにちょっとずつ自分の経験と、どこがアピールできるかを合わせて考えるべきですね。

とはいえ、求める人材ってなに!?と思うかもなので

手順を解説します。

☑会社に求められている人材になるためにすべきこと

手順①:会社の求める人材を明確にする
手順②:会社の求める人材に合うアピールをピックアップ

上記の通り。

やり方はシンプルでして、調べた内容を基に自分のアピールすべき内容を考えるだけ。

手順①:会社の求める人材を明確にする

方法としては
・合同説明会、説明会で質問をする
・社員の雰囲気を見る
・業務から逆算する。

上記の通り。

☑説明会などで聞くのはかなりアリだと思います。

というのも質問の仕方として、

「求める人材のキーワード3つ教えてください」

とすると3つワードが手に入るので志望動機などにも盛りこみやすいですよね。

こんな感じでダイレクトに企業に聞くか

社員の雰囲気を見るのも有効ですね。

あとは、上記の情報を踏まえつつ『仕事から逆算する』方法がいいです。

例えばですが

・銀行→お金の勘定のミスは現金なので注意力のアピール

・塾講師→子供から好かれる力が必要なのでコミュ力

・食品メーカー営業→信頼が仕事を作ることが多いので親しい関係を作る力

上記の通り。

仕事によってアピールすべきところは違うので

まずはどんな仕事なのか、どんな力が必要になるのかを調べておくことがオススメです。

手順②:会社の求める人材に合う経験をピックアップ

求める人材が明確になったら、
自分の経験の中からどんなアピールが企業に刺さるのかを考える。

繰り返しですが、同じ経験でも問題なし。

例えばですが

イベント実行委員で企画を成功させた経験

①注意力をアピールする場合→企画を成功させるために
物の発注や人の流れなどを最後まで確認し滞りなく企画を成功させることに貢献できた。

②コミュ力をアピールする場合→持ち前のコミュ力を発揮して多くの人を巻き込んだ企画を作ることができ、アンケートでは今までの中で最高の評価を得た。

上記の通りです。

1つの経験からでもいろんな切り口のアピールがあるので
経験が少ない人はぜひ参考にしてみてください。

ぶっちゃけ同じ面接の場にスゴイ人がいるとちょっと負けた感がありますが
本記事を徹底した話ができれば十分戦えると思いますので

ちょっとでも参考にしていただけると幸いです。

本記事は以上です。