【就活/短所/例】で調べた人は内定もらえない話
面接の時にありがちな質問「あなたの短所は何ですか?」
これにどう答えればいいかわかりません。
何かいい答えはありますか?例が知りたいです。
といった悩みを解消していきます。
☑︎本記事の内容
・就活 短所 例でググる人は怠け者です
・就活で短所を聞かれる本質とは
・短所の例を本質から見てみよう
「就活 短所 例」でググる人は怠け者な話
ちょっと残念なお知らせですが、「就活 短所 例」でググる人はなまけものです。
過去の私がそうでした。
☑︎例を知ると自分なりの考えがなくなる
ありがちですが、例を調べると自分なりの答えってでてこなくなります。
- 例を見ないで考えた時:よくわかんないけどこんな感じでいいのかな。
- 例を見た時:なるほど!こんな感じで書けばいいのか。で、どうしよう。とりあえず他の例を見よう。
みたいな経験ありませんか。
わからないなりにも自分で考えた方が案ってでてきたりしますよね。
一回例を見るとそれから抜け出せなくなって。。
でも、それってどうなんでしょうか。
面接官は短所の完璧な答えが知りたいわけではないですよね。
あなたのことが知りたいのにググって調べた短所を言われてもあなたのことはわからないので当然落とされますよ。
☑︎︎本質を理解しようとしてない
そもそも何で短所を聞かれるんだろう?と考えてますか?
考えていない人は就活のスタートラインにもたってないです。
・就活がスムーズに進む人:就活の本質を理解している人。
志望動機、自己PRも自分なりの考えを持って発言できる
・就活がうまくいかない人:就活の本質を理解できていない人。
色々な質問に完璧な答えを事前に調べて準備しておくが準備された答え以外はどもる。
就活でありがちパターンかと思いますが、本質を理解できていないと予想外の質問をされた時にどもります。すべて暗記してきた完璧回答を面接官に崩されるとパニックになる系です。
☑︎とはいえ、準備は必要
上記例の違いは一体なんでしょうか?
それは準備の質です。
- 就活がスムーズに進む人の準備:自分の価値観を振り返ることに時間を使う。
- 就活がうまくいかない人の準備:面接の1つ1つの質問を企業ごとに考えてメモする。
就活がうまくいかない人は無駄な準備をしていることが多いです。
☑︎結論、丸暗記戦法はやめたほうがいい
無駄な準備=自分の考えなしに1つ1つ暗記していく作業です。
時間がかかる上に、企業は予想外の質問をしてきたりします。
完璧に用意したつもりでも面接官も学生を知るためにあの手この手で準備してないような質問もガンガン飛んできます。
これは丸暗記派の就活生にとってはやっかいでして、なんでその質問してくるかわからないし
そもそも準備してないから!!となるわけです。
例えばですがこんな質問をされたとします。
- あなたにとって仕事とは
- あなたにとってお金とは
これは、、回答を用意していないと難しいですよね。
- 丸暗記派就活生:どうしよう、何も準備してない。。。仕事とはって何。むしろこっちが聞きたいわ。
- 本質を理解している就活生:そもそも志望動機が多くの人に関わりつつ、本当の意味で人に幸せを与えることだから、仕事はそのためのツールだな。
こんなにも思考回路に差が出るのは特別頭の回転が速いから。とかいうわけではありません。
丸暗記派は、本質を理解できてないだけです。
1つ1つの質問に対して、「なんでこの質問を聞くんだろう?何が知りたいんだろう」と考えることが大切です。
と言うわけで早速本質を理解していきましょう。
就活で短所を聞かれる本質とは
結論として、あなたのことが知りたいから。です。
当然面接官としてもあなたと会うのは初めてで、しかもこれからお金をかけて育てていく人を選んでいるんですからどういう人か知っておきたいですよね。
☑︎短所の理解=自分の理解
自分の理解をしてない人はぶっちゃけ内定もらいづらいです。
- 自分を理解している人:苦手なことは他の人に任せて得意な仕事を引き受ける→効率的に仕事を回せる
- 自分を理解していない人:苦手なことも引き受けて仕事が進まない→仕事全体が遅れる
上記のような悪循環が生まれます。
自分が社長ならどっちの人材がほしいでしょうか。
圧倒的に「自分を理解している人」ですよね。
☑︎短所は長所にもなる
ありきたりですが、短所は長所にもなりますよね。
- 1つのことに集中できない→いろんなことに興味がある
- 物事を数字で見るのが苦手→直感的な判断力がある
など。短所は言い変えれば長所になるということを知っている人は
ビジネスの現場で、人を動かすことができる人です。
人のいいところを見て仕事ができる=人を適材適所に振り分けられる→将来的にリーダーに育ってくれる可能性高い!と評価されやすいわけですね。
☑︎短所は乗り越えた経験のアピール
新卒に求められるのは「ポテンシャル」です。
社会に出たことがないからこそ、学生のうちにどんな経験をして
どう乗り越えてきたか、自分にはこんな可能性がありますよと
アピールすべきです。
とはいえ、大学はバイトばっかりだった、、、友達は世界1周とか行ってるよ。。
そんな経験ないし今から行くのは無理だし。。と悩んだりもしますよね。
☑︎経験のすごさは関係ない
就活生にありがちなのはすごい経験=印象に残りやすいという思考
これは半分正解ですが、半分不正解です。
言うならば、その経験が誰もしたことなくて、かつ社会に入っても役に立ちそうなら印象に残ります。
例えば
・南極に行って1年間死と隣り合わせの生活をしてきて当たり前が通用しない世界だったので当たり前にする仕事に就きたいとか。
・歩いて日本1周して地方の人たちの生活を見てきたから地方の人に役立つ仕事がしたいとかですね。
こんな感じですごい経験+その経験から得た価値観をアピールしていけるといいですね◎
でも、これって結構普通に生活してたら難しいですよね。
そもそもこんなにすごい経験した人は普通の企業の入社試験を受けてることは考えづらいです。
だからこそ、経験は普通でいいんです。
そこからどう短所を克服できたとか、それくらいで十分なんですね。
なぜなら面接官は経験のすごさよりも、あなたの人柄を知りたいからです。
そんな意識を持ちつつ、短所を考えてみて欲しいです。
就活の短所例を本質から見てみよう
と言うわけで、短所を考える時は下記手順をオススメします。
①失敗したことを振り返る
②どう乗り越えてきたかを振り返る
③紙にまとめる
④まとめたら、短所例を見る
自分の短所のせいで失敗した経験を思い出してください。
そして、それをどう乗り越えたかも紙にまとめてみましょう。
例えば
①失敗したこと:1つの課題に時間かけすぎて、それ以外が終わらなかったことがあったな。。。
② どう乗り越えたか:時間を決めるようにした、スケジュールを立てるようにしている
③ 紙にまとめる
④ 短所例:1つのことに集中しすぎると周りが見えなくなる
☑短所例は最後に見る
この順番が意外に大切でして、
- まずは自分で考えて、自分なりの答えを出す
- 解答を見る
って感じの順番になっています。
テストでも最初に答えを見る人はいませんよね。
まずは自分なりの答えを出しましょう。︎
☑︎短所例は参考程度にする
とはいえ、初めての面接だと他の人がどんな感じで自分の短所を言ってくるかわからないので
参考までに短所例を見るのはいいかと思います。
あくまでも上記手順で自分なりに経験を振り返りつつです。
今回の記事は以上です。
自分の経験を振り返りつつ、本質を忘れずに短所を考えてみてください。