『就活の軸』作り方を3ステップで解説
これから就活の学生:就活の軸ってよく面接で聞かれるらしいけど作っておいたほうがいいですか?
どうやって作ればいいかわからないので教えてほしいです。
本記事では上記の悩みを解決していきます。
☑本記事の内容
・就活の軸の作り方
・就活の軸を作るときに気を付けたいこと
この記事を書いている私は17短大卒で、食品開発をしています。
就活で必ずと言っていいほど聞かれる就活の軸は面接前に絶対作っておくべき。
今回はそんな就活の軸について、私の実例を踏まえつつ作り方を解説していきたいと思います。
就活の軸の作り方
☑就活の軸がきかれる理由
結論としましては、『会社との価値観が合っているか?』を見るためです。
学生から見ると企業ってどの会社も同じようなものに見えるかもですが
入社すると価値観って企業によって全然違うし、かなり大切だなと感じます。
というのも、私の同期でも方向性の違いによってすでに退職している人がいるからです。
企業にとっては、ポテンシャル採用の新卒は長く務めてもらって将来活躍してもらいたいと思っているわけなので方向性が合う人を雇いたいですよね。
なので、この考えをベースに就活の軸を作っていきましょう。
☑ちょっと注意したいこと
ここでの就活の軸は内定を取ることにフォーカスしています。
就活の軸は、本音の軸と内定を取るために作っておくもの2軸を切り離して考えるべきかと思いますので今回は内定奪取編になっています。
ぶっちゃけ、本音の軸は言葉としてキレイにまとまらなくてもOKでして
心の中で「○○な企業がいいな~」と思うことがあれば問題なしです。
内定を取るためには心の声をストレートにぶつければいいわけでもないので
本音をちょっと混ぜつつ、面接用にアレンジしていくイメージです。それでは、
手順を解説します。
☑就活の軸を作る手順は3ステップ【簡単】
①その仕事で達成したい大きな目標を考える
②なぜそう思ったのか考える
③言語化する
上記の通り。
詳しく解説していきます。
①その仕事で達成したい大きな目標を考える
大きな目標にする理由としては
- 大体の企業に使えるので、
- 企業の細かい価値観を気にしなくて済む
というところです。シンプルに自分が楽ですよ。
就活始めると企業がありすぎて正直1つ1つ軸をじっくり考える時間もないですし
そもそも就活の軸なら受けてる企業すべてに共通してるはずですよね。
例えば、「定時で帰れる」というのを軸にしているなら基本的には受けてる企業は定時で帰れることが条件となるわけです。
軸と聞くと難しいイメージかもですが、こんな感じで
『企業に応募する条件』と捉えるとちょっとわかりやすくなりますよね。
なので企業一つ一つの対策をせずに済んで、
かつ質問意図にもぴったり合うのが「仕事における大きな目標」なわけです。
大きな目標というのは
・人々の生活を豊かにする
・人々の生活を支える
といったイメージ。
ここまで壮大な目標であれば大体の企業で使いまわしができること、企業で働く意味が出てくるかと思います。
たとえばですが
お菓子関係の仕事に就きたいAさんの場合
Aさんの本音:個人のケーキ屋さんは手当てもしっかりしてないしできれば企業に努めたい。
Aさんの就活の軸:多くの人にお菓子で笑顔を届けたい
個人のケーキ屋さんよりも企業のほうがより多くの人に届けられる
という理由にもなりますよね。
実際私も食品業界の会社は
「人々の生活に深くかかわり豊かな生活の手助けになりたい」というところを
軸としていました。
食品だけではなく、不動産も受けたのですがこの軸で選考通りましたので
信頼できる情報かと思います。
大体の業界が絞られてきたら、業界単位で考えればOK。
共通することがありそうなら軸は1つでも問題なしですよ。
まだ業界絞れてません。という方はこちらの記事を参考に絞ってみてください。
②なぜそう思ったのかを考える
説得の部分です。
というのも面接官はあなたのことをまったく知らないので
どんな経緯でそう思ったかを知ることで説得力が高まります。
日常でも経験から感じた話とかって納得させられますよね。
例えばですが、
恋愛経験のない人:恋愛は駆け引き
恋愛経験豊富な人:経験上、恋愛は駆け引き
自分の経験から思ったことベースだと
なるほどね。と思ってもらいやすいわけです。
私の場合:短大での「自分で商品を考えて作って売る」という経験から仕事でも人々の生活基盤になるモノづくりに携わりたいと思った。
こんな感じ。面接の長さによって経験の部分を短くしたり長くしたりって感じでしたが
大本はこれをベースにちょっとずつ変えていく感じです。
③言語化する
上記①~②の流れを型にはめるだけです。
私が使っていた軸のテンプレは下記の通り。
『私の就活の軸は○○です。
理由としましては、△△という経験があり
仕事においても○○を軸として人々の生活を豊かにしたいと思っているからです。御社では××という取り組みをしており、ぜひその取り組みに参加したいと思っています。』
上記の通り。
+αで自分の強みを加えてもいいです。
人によっては え、志望動機?と思うかもですが半分正解で半分不正解です。
というのも志望動機はいかに情報収集で差がつけられるか
対して就活の軸は自分の価値観と企業の価値観が合ってるんです、だから入りたいんです。と説得力のアピールができるかにかかっています。
志望動機でも価値観が合うアピールは必要ですが
就活の軸はより将来を含めて方向性が一緒ですよとアピールできるとGOODですね。
就活の軸を作るときに気を付けたいこと
- なぜ?を3回くらい繰り返しておく
- 企業によって少しだけ変えること
上記の通り。
なぜ?を3回くらい繰り返しておく
これは面接で突っ込まれた時に対処するためにやっておくべきことです。
基本ツッコまれない面接で急になんで?といわれるとかなり焦ったりするので
ちょっと考えておくといいですよ。
人々の生活を豊かにしたい→(なぜ?)自分で商品を作って売ったときにかなり喜んでもらえた経験があるから→作り上げたという達成感と作ったものが評価されたことに喜びを感じた→一時はかなり苦労したけどそれが人の喜びに繋がったので最終的によかったと思えて苦労もうれしさに変わる、豊かさを提供できる仕事は自分のモチベーションにもなるから
上記のとおりで、この例だと
人々の豊かさ=自分の仕事の意味になるという結論ですね。
ここはきれいに言葉にする必要はないですが、ここまで考えておくとツッコみも怖くないです。
企業によって少し変える
スミマセン、最初に多くの企業に使えるとはいったものの最後はちょっと変える必要アリです。
というのも、就活の軸質問をただの質問にとどめず
さらに価値観合いますよアピールをするためです。
具体的には
- その企業特有の取り組みに
- 自分の軸が合っているというポイントを付け加えるだけ
です。テンプレにはすでに組み込み済みでしたが改めて解説でした。
最後の一押しで
だからこの会社がいいんですよ、自分の軸ともぴーったり!と
アピールできる一言を添えればOKですので是非やってみてください。
軸は何パターンか考えつつ最適なものをチョイスすればOK。
それでも軸が決まりません。という人はこちらの記事を参考にしてください。
あとは、やりたいことがないから大きい目標も作れないんです。という人は下記記事にて『やりたいことが必要ない理由』を詳しく紹介していますので3分ほどください。
本記事は以上です。