【悲報】就活に有利になる資格はありませんでした。
就活の準備をしている学生:就活を有利に進めたいから何か資格を取ろうと思ってるんだけど、何がいいですか?
就活に有利になる資格とかあれば知りたいです。
上記の疑問にお答えしていきます。
☑本記事の内容
・就活に有利になる資格はない話
・就活のために急いで資格を取ろうとしてる人に伝えたいこと
この記事を書いている私は、短大の2年間で資格を10個以上取得し現在は倍率の高い食品メーカー開発に内定をもらいました。
短大の頃は、何かに役にたつだろうと思って資格取得した結果を踏まえつつ
就活に有利になる資格をご紹介したいと思います。
就活に有利になる資格はない話
いきなり、ないんかいって感じかもですがスミマセン。
私の経験上資格を持っているから有利になったというのはないですし聞いたこともないです。
とはいえ、有利になるといわれている資格はあります。
☑一般的に有利になると言われている資格
・日商簿記
・秘書検定
・TOEIC
・宅建
など上記の通り。
「有利になる資格あるじゃん!さっそく勉強しよう。」と思った人に悲報ですが
上記の資格すべて取ったとしても内定に繋がるか?と言われたらそうではないです。
というのも、例えばTOEICなら外資系や英語を使う環境
宅建なら不動産関係などと有利に働く業界や業種が限られてきますよね。
つまりこれだけ持ってればどの業界、どの職種でも有利になるという資格はないので就活に有利な資格はないと思っています。
☑一般の資格は基礎にしかならないです
例えば不動産業界に行くとして宅建を取るというのは、正解かなとは思いますが
選考に大きく響くわけではないかと思います。
というのも、資格って結局基礎にしかならないものが多いです。
もちろん、その資格がないとできない弁護士や医者などは違いますが
民間の資格をちょっと取ったところで実業務に生かせる部分ってかなり少ないです。
ここら辺は私が実感していまして、
食品メーカー開発になるために食品系の資格はかなり取っていますが
現在本当に活用できる知識はないです。
というか、そもそもあんまり覚えてないというところがホンネです。
食品に関する資格は3種類以上ありますがどの資格も仕事の中で
「それ勉強したな。。」となんとなくなる程度でした。
これは食品に関わらず秘書検定なども同じくだと思います。
やっぱり実践と、資格などの勉強って全然違うものでして資格がある=そのスキルが身についてると思ってくれる企業はいないです。
せいぜい基礎はわかるんだなくらいの評価だと思っておくといいです。
☑新卒にスキルや大きな実績は求めていない
資格取得の目的を『○○ができます!』という理由付けのためと思っている人は気を付けたほうがいいかもです。
というのも、会社は新卒にスキルとかを求めてるわけではないです。
スキルや実績がある人がいいなら中途社員を採用しますよね。そのほうが教育費もかからないので会社としては得です。
実際、私も転職情報を見ていると
・○○スキル必須
・実務経験3年以上
という条件を目にすることが多いです。
新卒にもスキルを求めているのであれば○○スキル必須と条件に加えればいいだけですよね。
実際、実務でなくてはならないスキルは新卒の求人には書いてありまして、有名なのはTOEICですよね。
海外勤務の可能性がある大手企業はわりとTOEIC何点以上みたいな条件があったりします。
求人に条件がない場合は基本的にスキルのアピールは不要です。
スキルよりも将来性をアピールすべきです。
☑将来性のアピール方法
手順①:経験から学んだことを箇条書きにする
手順②:会社でどう生かすかを考える
上記の通り。
将来性は、『入社した後も、仕事で活躍できますよ』とアピールするものです。
でも、学生って仕事したことないから過去の実績もない。じゃあどうやって有能かをみわけてるのかというと今まで経験したことをどう乗り越えてきたか?というところです。
例えば、部活とかでも戦績が悪かった時、チームで話し合いの場を設け意識を統一することで解決した。
とかの経験があれば仕事でも課題とそれを解決する方法を自ら提案できる子なんだなと評価されます。
なので今までの経験の中から『課題』とそれをどう『解決』したか言えるものをかたっぱしから見つけて、会社でどう生かせそうかを考えて言語化しましょう。
☑資格は努力の証明になります
じゃあ資格は意味ないのか。。とがっかりした人に朗報です。
就活でも資格が有利に働くことがありまして、それは努力の証明です。
資格自体に大きな意味を期待するのではなく、
こんなに資格取れるくらい努力できますよとアピールすることで
ぶっちゃけ私も、就活する前まではその資格自体が評価されると思っていましたが就活していく中で「○○資格持ってるんだね!」と興味を持ってもらえることはほとんどなく、
むしろ資格を取った数のほうを褒めてくださる企業が多かったです。
なので、今資格たくさん持ってるけど就活には使えなそう、、と思っている人は努力の証明として使うといいかと思います。
就活を有利に進めるのために急いで資格を取ろうとしてる人に伝えたいこと
・付け焼刃の資格は時間の無駄になりがちです
・得意なことを極めよう
・就活の対策に時間を使おう
上記の通りです。
付け焼刃の資格は時間の無駄になりがち
例えば就活までかなり時間があって、準備として資格取得はいいと思いますが
数か月しかない状況で資格を取っても時間の無駄になりがちです。
今後の将来のためになりそうな資格や、自分が興味のある資格なら問題なしですが就活のために仕方なく取るのであれば知識も定着しないのでやめたほうがいいと思います。
それならば、就活対策にあてたほうがコスパ良きです。
得意なことを極めよう
就活対策って何すればいいの?と思うかもですが
1言でいえば就活で話すネタの質を高めましょう。というところ。
そのために得意な分野をさらに伸ばして実績を作ったり、バイトでも学校でも主体的に行動して成果を出したりすべきです。
1つ資格を取るよりも、ネタ元になる行動をストックしておくことでスムーズに就活に入れます。
ちなみに私はこのネタ元を資格取得にしていたので入学当初から掛け持ちで勉強していました。
皆さんも、時間があれば新しいことを始めてもOKですがないなら今までの経験の質を上げていくほうが内定に近いですよ。
就活の準備に時間を使おう
経験の質を上げると少し被るかもですが、忙しい中で資格を取るならその時間は就活対策に時間を充てるべき。
志望動機の言語化や自己分析等わりと時間のない中でやっていかないといけないので無駄に資格を取るのであれば就活に集中すべきですね。
本記事は以上です。
ちょっとでも参考になれば幸いです。