仕事に対する価値観は分析する必要なし【失敗しない就活のためにすべきこと】
就活中の学生:仕事に対する価値観を見つけたいんだけど
どうしたらいいのかわからない。
そもそも価値観とかって分析する必要ありますかね?
上記悩みを解決していきます。
☑本記事の内容
・『仕事に対する価値観』の重要性
・仕事に対する価値観は分析する必要なし
・自分の価値観を理解して後悔しない就活のためにすべきこと
この記事を書いている私は、将来の夢と仕事に悩みまくっていた社会人4年目。
就活の時に思っていた自分の『価値観』と
入社してからの『価値観』が大きく違いました。
就活の時にどうしておけばよかったのか
振り返りつつ私の経験談を含めて解説したいと思います。
仕事に対する価値観の重要性
☑就活での価値観は2種類あります
就活で「仕事に対する価値観」と言ったら2種類あります。
価値観①:内定を取るためにしっかり言語化した価値観
価値観②:自分の本音
上記の通りです。
価値観①:内定を取るためにしっかり言語化した価値観
これは内定を取得するうえで欠かせないパーツです。
わりと聞かれることのある「仕事に対する価値観」は何ですか?という
質問に答えるために準備しておくべきものです。
たしかに、内定を取るためには必要ですが
これは分析する必要ゼロです。
なぜなら経験に基づいた自分なりの価値観を言葉にできればOKだからです。
例えば「私の仕事に対する価値観は、人生を豊かにするものです。」
などですね。
でもこれってけっこう本音には遠からずも近からずという感じだと思うんです。
本音としては「仕事したお金は全部趣味に使いたい」
とかかもしれないですよね。
就活で後悔しないために必要なのはこの②の本音の部分でして
ここがはっきりすると入社後「なんか違う。」となりにくいです。
価値観②:自分の本音
失敗しない就活にはこの自分の本音をいかに理解できるか?が大切です。
自分の本音なんだからわかるに決まってるじゃん。。と思うかもですが
自分に素直になるってなかなか難しいと思っています。
本当はこれがやりたいけど将来性を考えるとちょっと、、と思ったり
興味はあるけど給料が低いからあきらめたり。
仕事を探すとなると
自分の素直な気持ちや価値観が歪んできたりするかなと思います。
実際これは私も実感していて
「食品開発をやりたい」と思いつつも
市場価値はどうかとか考え始めるとやっぱり営業のほうがいいかなと思ったりしていました。
でもいったんはそんなことを取っ払って
自分にとっての仕事とはを本音で考えることがポイントです。
今回の記事はそんな「本音」にポイントを当てた記事です。
内定を勝ち取るための価値観分析を求めていた方はスミマセン。
別記事にて紹介予定です。
☑本音の価値観を知ると入るべき会社がわかる
そもそも、価値観とかって決める必要あるんですか?って感じですが
自分の本音の価値観=会社を選ぶ基準だと思っています。
なのでここが曖昧だと、結局どの会社にしたらいいのかわからないという状況になりがちです。
例えばですが
次のA社とB社ならどっちに入社したいですか?
A社:残業は多めだけど成長できる
B社:残業は少なく、日々同じ業務
上記の通り。
A社とB社どちらがいいかと聞いてもみんな答えはバラバラだと思うんです。
答えが違うのは、仕事に対する本音の価値観が違うからですよね。
実際はA社、B社以外で挙げた以上にいろんな要素が混ざってくるわけです。
・お給料
・休み
・人間関係
・環境
・場所
など。
すべて自分の条件通りな会社はなかなかないです。
だからこそ、自分の価値観をハッキリさせておくと
自分にとって一番重要な条件はなんなのかがわかるので会社も選びやすいです。
入社後「自分の思ってた仕事のイメージと違う。。」と悩むことも少なくなりますよね。
仕事に対する価値観は分析する必要なし
就活が始まると何かと自己分析!価値観を分析セヨ!
と謎にあおられますが本音としては正直分析する必要はなしかなと思います。
というのも、ぶっちゃけわからんっていうのがホンネですよね
☑価値観は分析できない
繰り返しですが、
仕事に対する価値観、本音ではどう?と言われても
「うーん、たぶん残業は嫌」とか
「たぶん、バリバリ働きたい」とかだと思います。
ぶっちゃけそれ以上の深掘りは不要でして、
仕事をしたことがないのに価値観を分析って無理ゲーですよ。
というのも、仕事したことがない以上これより深く分析しても
同じ答えしか出てこないし、出す必要がないからです。
例えるなら
甲子園に出たことないのに
「甲子園で大切なことって?」という質問をされている感じ。
これはちょっと極端だったかもですが
自分の知らないフィールドである以上世間一般的な言葉として出てくるのは当たり前です。
私の場合は本音として「やりたいことを仕事にしたい」
「ルーティーンよりはバリバリ働きたい」
でした。
どうでしょう。
かなりふわっとしてるし、普通ですよね。
でもこんなもんでいいと思います。
☑大切なのは自分の気持ち
価値観の分析とか難しく考えがちですが
仕事に対する本音を考えればいいだけです。
それが何個あってもいいと思います。
就活をしてるとついつい自分の本音の
どうでもいい部分で忘れがちなんですが、原動力がそこからくるならそれでOK。
私も食品開発がやりたかった本当の理由は
「何かキラキラしててかっこいいから」という理由ですからね。
気取らずに考えるとすんなり出てくるものです。
でもそんな理由で仕事決めていいの?ってちょっと不安になるとは思います。
☑就活の時の価値観は変わります
そんなんで仕事決めても問題なしです。
なぜなら、実際入ってみないとわからないという部分が大きいからです。
確かに今でも私は仕事に対して「キラキラしている」「やりたいことをやる」「バリバリ働く」という価値観が180度変わったわけではないですが
実際仕事をしてみるとその優先度は低くなりました。
自分の価値観に合った仕事をしたからだからこそだとも思いますが、実際に仕事したことでその価値観の本質がわかってきました。
結果、今の仕事に対する価値観は
「キラキラしている」→表面上ではなく自分がキラキラするかが大切。
開発をやってみて実際わりと地味な仕事だと思う。
仕事の名前ではなく、その仕事をしている自分が好きと思えるような仕事をしたい。
「やりたいことをやる」→変わらない。やりたいことではないと身が入らない。
やりたくないことにはとことん適当になりがち。
自分にとって意味があると思える仕事だと熱をもって仕事ができる。
「バリバリ働く」→就活時代はなんとなくオフィスで働くイメージだけだったけど、仕事の中でスキルがないと市場価値も上がらないし、市場価値が高い人材になりたいと思った。
という感じの変化がありました。
当時ふわっと考えていた価値観が、働いたことによって
なんでそう思うのか?がより強くなってますよね。
就活生が考える価値観の分析ってこんな感じかなと思ったのですが
正直ここまでは難しいので大枠を決めるイメージで問題ないかなと思います。
自分の価値観を理解して後悔しない就活のためにすべきこと
具体的には、仕事に近しいことから自分のやりがいとかを見つけていくこと。
大枠だけでも、まったくなにもないところから仕事への価値観を探すのは難しいですよね。
なのでちょっとヒントから仕事の価値観を見つけましょう。
手順①:今までで成果を出したことを見つけ、
手順②:きっかけや、うれしかったこと、つらかったことを考える
上記の通りです。
手順①:今まで成果を出したことをみつけ、
基本的に仕事は成果を求められるものなので、
学生生活の中で成果を上げたことを思い出して書きなぐってみてください。
例えば
・バイト
・部活
・サークル
・ボランティア
・成績
なんでもいいです。
成果といってもスゴイものではなくて、ちょっとしたことでも問題なしです。
お客様に喜ばれたとか、そんなことでいいですよ。
私の場合だと
・文化祭 企画実行委員
・バイト
あたりが考えやすいなとおもいここから自分の仕事に対する価値観を見つけていきました。
手順②:きっかけや、うれしかった、つらかったことを考える
これを考えるときに気を付けてほしいのは
「もし仕事だったら?」とちょっと想像しながら考えてみてください。
私の具体例から解説します。
文化祭 企画実行委員→
・企画という響きが良かったので企画委員になった。
・全体のスケジュール感の調整や人を動かすのは好きでかなりサクサクできた。
・ていうか、サクサク仕事こなす自分かっこいい
バイト→
・人間関係悪めだったカラオケのバイトはきつかった
・接客は好きみたい
・毎日やるべき事務作業は嫌いでなかなか進まない
上記の通り。
こんな感じで箇条書きにすると自分が仕事に対して
どんな風に感じそうかちょっと想像できます。
ココから私は
「やりたいことを仕事にしたい」
「ルーティーンよりはバリバリ働きたい」
が仕事に対する価値観かなと思いました。
実際仕事をすれば価値観は変わるものですが
ちょっとでもそのギャップを埋めることで
自分に合った仕事選び、会社選びができると思います。
参考にしつつ、自分の本音に向き合ってみてください。
本記事は以上です。