新卒から食品開発になる方法【最短ルートです】
将来食品開発になりたいんだけど、どうしたら新卒から商品開発になれるのかな。。採用枠はあるの?
と考えている方へ上記悩みを解決します。
□本記事の内容
1.新卒から食品開発になる方法【体験談です】
1-1.正直むりげーな話
1-2.戦略① 中小企業を狙う
1-3.戦略② ほかの人がやってない努力をしまくる
1-4.戦略④ 求人がなくても応募する
2.新卒から食品開発になるために大切な思考法
新卒から商品開発になる方法
正直むりげーな話
☑商品開発は経験がものをいう職業
新卒から商品開発は難易度かなり高いです。なぜなら、開発は経験がものをいう職業だからです。
でも、中途を見ると結構開発の求人ってあったりします。
ちょっと求人を調べてみた人はわかるかもですが食品メーカーの新卒募集要項を見るとほぼ総合職採用、店舗採用などです。
つまり、入社してもいきなり開発として働けるかわかりませんよ。どこに配属かも入ってからお楽しみ。の状態です。
スミマセン、ぶっちゃけほとんどこんな感じなので、直接開発採用が見つからなければ開発職のある会社にいったん就職するしかないです。
ただ、あきらめず開発採用を探しつつこういった会社の内定をもらっておくと安心です。
とはいえ早く開発配属になりたい!という人のためにどうしたら開発配属の可能性が高くなるか解説していきます。
直接開発採用もかなりハードモードなので就活に生かしてください。
☑総合職採用から開発に配属されるためには
結論シンプルですが、就活の時から「開発になりたいこと、その理由」をアピールしまくりましょう。
具体的には、過去の商品開発の実績を提示したりその会社の商品開発を研究してまとめて提出したりですね。
というのも、たとえ総合職採用でも企業は学生を入社したらどの部署で活躍できそうだな、、と想像しながら採用活動をしています。
・企業の採用活動中の思考:○○部署で活躍してくれそうな人はいるかな。自分の意見をしっかり持った人ならうまく馴染めるんじゃないかな。
こんな感じで今の会社の状況+会社の課題からどんな人を採用しようか考えてる企業に対して自分が解決策になりますよ、自分なら開発として活躍できますよ。と、会社の期待にぴったりあてはまるポイントをアピールしていきましょう。
こうすると内定+希望の仕事に就きやすいですよね。
そのために準備すること
・開発の配属予定はあるか
・どんな人材を求めているか(特に開発の場合)
上記2つについては調べておきたいところです。
もちろん、これをやれば絶対というわけではないですがなにもしないほうが可能性低いですよね。
☑とはいえ採用枠は0ではない
ここまで聞くと、総合職採用から開発配属になるのは難しいんじゃないか。。いきなり開発職採用も0だし詰んだ。。と思うかもですが、とはいえ直接開発採用という枠は0ではないです。
なぜなら私は新卒から開発に採用され3年間開発として働いているので全く0というわけではありません。
開発採用を探すのは相当苦労したのは事実ですが。。
そして私は短大卒で、特に農学部をでていたりすごく特別なスキルがあったわけでもないです。
ただ、就活については相当勉強しましたし、時間をかけました。
そんなわたしがどんな戦略で就活をして、直接開発採用になったのかをご紹介します。
戦略① 中小企業を狙う
どうしても食品開発という仕事にこだわるなら中小を見てみるのもありです。
当時の私の思考
・就活の目標「やりたいことをやれる仕事に就く」
・一番優先したこと「すぐ開発ができるかどうか」
上記2点を自分の価値観として就活の軸にしました。
だから中小企業でも特に問題はなかったです。
もちろん、入社してからの不満が全くないわけではありませんが開発という狭き門で雇われたのだからよしとしようと軽い気持ちでした。
☑とはいえ、、中小企業っていいイメージない。
と思う方もいるかもしれません。
私個人的には中小を選んで、すぐ開発の仕事ができたのでこの戦略は正解でした。
中小企業の開発を選んだ理由
・開発の中途採用が多いので転職の機会は多いと思ったため
・経験を積めば大手でも通用するスキルを手に入れて転職できると思ったため
・順番待ちの社員がいないためすぐに開発できる
この3つの理由から新卒だけど中小企業ではたいてもいいかなと思いました。
実は総合職採用で大手に内定をもらっていましたが、迷ったあげく中小企業で開発を選んでよかった、と今は思っています。
戦略② ほかの人がやっていない努力をしまくる
スミマセン、精神論っぽいですが実は重要だったりします。
就活中はとにかく丁寧に、すばやい対応をすることを心がけました。
・会社に呼ばれたら、即日手書きのはがきでお礼をする
・会社の商品はすべて言えるようになる
など、だれでもできる努力かもですが実は誰もやっていない努力です。
入社後に聞いた話では、手書きのお礼を送ってきたのは私だけだと聞かされました。
戦略的にやっていたのはありますが、いくらなんでもわたしだけだとは思わなかったです。
当然、自分しかやっていないことがあれば印象に残りますよね。
これが誰にでもできる努力でも、だれもやらない良い例かと思います。
だからこそ、スキルがなくても、特別頭が良くなくても内定をもらえたのだと思います。
戦略③ 求人がなくても応募する
これは戦略といえるのかわかりませんが、開発に直接採用されるために頑張ったことです。
・普通の就活生:リクナビ、マイナビなどで求人を探しエントリー
・私の就活:リクナビ、マイナビで求人を探しつつ、自分が開発したい分野の企業を調べて求人がなくても電話、メールしてみる
ぶっちゃけこの行動力はいいのですがあんまり効率的ではないですね。
ただ、自ら行動したことを評価して会ってくれたり話を聞いてくれる会社はありますので時間がある人はチャレンジしてみてください。
とはいえ、そんな時間がないのが就活生ですよね。
☑効率的に求人を探すために使ったツール
自分で会社を探すのはけっこう手間がかかりまして、自分で探しつつエージェントの活用をしていました。
自分の力では見つけられない求人もあるかと思ったので求人探しは2つの軸で進めました。
DODA新卒エージェント:https://doda-student.jp
マイナビ新卒紹介:https://shinsotsu.mynavi-agent.jp
リクナビ就職エージェント:https://job.rikunabi.com/agent/
大手新卒エージェントのリンク貼っておきますので良かったらページ覗いてみてください。
その結果、1社大手で内定をいただきました。(総合職だったので断ったのですが。。。)
優良企業の紹介や、自分だけで求人を探すことができるか不安、面接のサポートをしてほしい!など求人紹介以外のサービスも無料でやってくれるのでうれしいです。
しいて言うなら、自分に合うエージェント探しが大変、というくらいですね。
ただ、それ以上に就活のプロが集まって、企業とつながりもあるので活用するメリットは大きいかと思います。
新卒から食品開発になるために大切な思考法
ちょっと悲報ですが、新卒から食品開発になるには、就活だけ上手くてもだめです。
なぜなら開発の枠は狭くて優秀な人が集まりがちだからです。
なので、就活生のうちから開発としての素質ありますアピールができるように大切な思考法をご紹介します。
日常でちょっと意識すればできることばかりなので参考にしてみてください。
開発目線で商品を見てみる
これが大切でして、圧倒的に他の就活生と差別化ができる思考法です。
例えば新商品が発売された時
・消費者の思考:「新商品発売された!おいしそうなサラダだから買ってみよう」
・開発者の思考:「新商品発売されたんだ~。今回は20種野菜のサラダか。どういう背景があるんだろう?」
こんな感じで消費者とは違う目線で商品を見てみてください。新商品を開発するときは必ず市場の背景があるはずです。
この例なら、最近はコンビニ食でも健康を謳ったものの需要があるからかなとかですね。
さらにその背景にはご飯を作る時間がなくてコンビニ飯ばっかりだけどじゃあ自分はそこに対してどういう商品を出したいとか考えてまとめて提出できたら100点です。
会社に入るとできること、出来ないことはあるものの就活の時はそんなの気にせず自分の意見を述べることが大切です◎
いろいろ紹介しましたが、まずは行動しつつ 自分にあった就活のやりかたを見つけて改善していけば枠の少ない開発でもチャンスありだと思いますので頑張りましょう。