業界を絞る方法【後悔のない就活をしよう】
就活って志望する業界って絞ったほうがいいですか?
どうやって絞ったらいいのかわからないので教えてほしいです。
本記事の内容
・業界は絞る必要なし→絞ったほうが就活は楽
・業界を絞る方法
・業界を絞るときの注意点
業界は絞る必要なしな話
結論、就活で業界を絞る必要はないです。
ちょっと意外かもですが、興味があるのにわざわざ業界を絞る必要ないと思います。
この記事を見ている読者はいくつか気になる業界があるかもですが
全部就活中に十分検討しておくほうが将来的にもいいですよね。
☑将来を考えつつ業界を選ぶ
就活生にありがちなのが、目先の内定、目先の入社しか考えず就活してる点。
これってけっこうもったいないと思っていまして、将来転職する可能性を踏まえて就活するとメリット多めです。
というのも、新卒が3年以内にやめる確率って3割です。
結構辞めますよね。業界を変えたいなと思う人もいるかもです。
実際私も同期は半分くらいやめていたりしていましてそのうち半分はまったく違う業界に行ったりしてます。
なので「転職するとしたらどの業界がいいかな」などちょっと未来のことも考えつつ就活するスタイルがいいかと思います。
☑新卒の特権はフルに使おう
「なんで新卒のうちから転職の情報収集?」と思うかもですが新卒向けの会社説明会ほど質の高い情報源ってなかなかないです。
中途になっても合説くらいはあるものの新卒ほど大規模じゃないですし1社で説明会開いてるところなんてほぼないかと思います。
そう考えると新卒ってかなり情報収集においては有利な立場ですよね。
とはいえ、気になる業界すべて見て、受けていくのはかなりシンドイかと思います。
私が就活中は1業界につき10社以上は受けたイメージなので
短大なので10社でしたが10社はわりと少ないほうかもです。
☑業界を絞るメリット
結論、圧倒的に就活が楽になります。
応募業界がふえるとやることが多くなるからです。
具体例で解説します。
☑志望業界ごとにやるべきこと
・業界研究
・企業の研究と競合分析
・志望動機の型作成
・業界に合った印象作り
もっとあるかもですが上記のとおり。
2つの業界で応募するとしたら4×2=8タスクになりますよね。
圧倒的に就活が大変になります。
1つの業界にかけられる時間も決まってくるので質が心配です。
とはいえ、職業ベースで就活している人は「そこまで考えなくてもいいんじゃない?」
と思うかもですよね。
☑職業ベースで就活している人こそ業界選びは重要な話
具体例を上げつつ解説していきます。
営業を志望してる人→食品業界、IT業界、金融業界に応募
上記の場合、完全に職業のみの1本軸ですよね。
これってけっこう危険です。
実は私も食品開発がやりたい!という気持ちがあり、かなり職業ベースで就活をしていましたので食品以外を詳しく調べずに業界を決めた感じでした。
結果仕事自体には満足してるものの、本当はもっと自分に合った業界もあったんじゃいかとちょっと後悔してるところもあります。
業界という軸をもつと入社後後悔が少ない就活ができますね。
業界を絞る方法
業界を絞る方法はシンプルです。
- 業界を比較する
- 軸を決める
- 選ぶ
上記3ステップです。
順番に解説していきます。
業界を比較する
業界を比較するには下記サイトが便利です。
業界動向→https://gyokai-search.com/2nd-genre.htm
このサイトは私も実際利用していまして見やすくまとまっているので便利です。
☑業界を絞るために必要な情報
・平均年収
・伸び率
上記二つがメインです。
業界によって平均年収はかなり違いますので見ておく必要アリです。
伸び率からは業界の将来性が見えてきます。
伸び率が低いと今後市場が大きくなる可能性も低いので会社の売り上げがいきなり大きくなることはあんまり期待できないです。
☑実際に合説で比べてみるのもアリ
サイトの情報だけだとデータ的な情報しか得られないので実際どうなのか?というところは大規模な合説にいって比べてみるといいですよ。
合説は特に、いろんな業界が来てるので比べやすいです。
☑合説で知りたい業界の情報
・その業界にどんな会社があるか
・業界の雰囲気
・社員の声
上記の通り。特に社員の声は集めておくとかなり役立ちます。
具体的には「業界についてどう思うか?」を質問すれば
OK合説はわりとライトな場所なのでいろんな答えが返ってくると思います。
データでは未来明るい感じになってたけど
実際は「1つの企業が一人勝ち状態」、とかリアルな声が聞けると業界を絞るときに参考にできますよね。
☑合説で社員の声を聞くときの注意点
自分もある程度知識を持っておくということです。
紹介した業界動向でOKなので気になる業界は下調べしてから質問すべき。
まったく知らないと受け答えできないです。
合説に行くときの心構え、準備は下記記事にて紹介していますので参考にしてください。
軸を決める
業界の比較をしつつ自分のなかで軸を決めると業界を絞りやすいです。
☑業界を決める軸の例
・年収ベース
・働き方ベース
上記の通り。
後は細かいところで雰囲気とかもありますが企業によっても違うので省略します。
企業選びよりももう少し大きな枠で考えればOKなのでこんな感じです。
選ぶ
情報が集まって軸が決まったら選ぶだけです。
多くとも3業界くらいにすると就活しやすいかなと思います。
どうしても気になるのであれば4つとかでも問題なしです。
☑細かく考えすぎなくてOKです
業界と言ってももっと細かくできることもありますがおおまかでいいです。
例えば
・金融業界:銀行、証券、リース
・IT業界:通信、ソフトウエア
など細かく分けれますが
A社は通信だけどB社はソフトウエアに分類される。。どうしよう、、、と悩む必要はなしです。
業界絞るときは大きな分類で考えましょう。
業界を絞る時の注意点
- 業界を絞る時期は3月すぎ
- 絞った理由をメモしておく
上記の通り。
- 業界を絞る時期は3月すぎ
最初に業界を絞る必要はないです。
というのも最初から絞りすぎると選べる企業も少なくなりますよね。
最初は広めにみつつ、徐々に絞っていくイメージでOKです。
3月まで求人サイト+合説等で業界を見つつ
就活が本格化してきたら絞る感じです。
- 選んだ理由をメモっておく
業界を絞ったときはなぜその業界にしたのかメモっておくと
就活の軸の一つになります。
☑メモっておく内容
・業界
・興味をもったきっかけ
・選んだ理由/選ばなかった理由
上記の通り。
1つ1つ理由を書いてまとめることで
「○○に興味をもってる傾向が強いな」など自己分析もしつつ業界を絞れますよね。
ここまでしておくと業界を選んだ理由→企業を選んだ理由→自分の価値観というストーリーがつながりやすくなるので
面接などで急に質問されても困らずに済みますよ。
効率的に就活を進めるためにも振り返りつつ業界を絞るのがオススメです。
本記事は以上です。