あなたにとって仕事とは?【就活用の答えの作り方】
就活中の学生:面接で「あなたにとって仕事とは」っていう質問が多いみたいだけど
どう切り抜けたらいいのかな。そもそも、どうしてこんなこと聞いてくるのか知りたい。
上記悩みを解決していきます。
☑本記事の内容
・あなたにとって仕事とは
・『あなたにとっての仕事とは』を簡単に作る方法
・『あなたにとって仕事とは』の質問と一緒に考えるべきこと
この記事を書いている私は、就活時代の自己分析でかなり迷走したものの
倍率の高い食品開発に内定をもらいました。
そんな経験を踏まえつつ、就活でこの質問がされる意図と回答の作り方を紹介していきたいと思います。
『あなたにとって仕事とは』の質問意図とは←答えられないのが当たり前
☑あなたにとって仕事とは?=何のために仕事をするのか
あなたにとっての仕事とは?を言い換えると
何のために仕事しますか?ということ。
こう言いかえるとちょっとイメージがわきやすくないですか?
とはいえ、ぶっちゃけお金のために仕方なくでしょ。。と大半は思うかなと思っています。
でも就活でその回答はNGです。
なぜなら、お金のために働く=どこでも働けるからです。
「どこでもいいからとりあえず働かなきゃ。。。」という意識の人は採用されにくいです。
☑仕事への姿勢が知りたい
というのも、企業が新卒採用をする意味として
「自社と価値観が合い長く働いてくれる人」を雇いたいという一つの目的があります。
そのために、何のために仕事をするのか?を聞いています。
ちょっとイメージつきにくいかもなので具体例を挙げて解説します。
Aさん:自分にとって仕事とはお金を稼ぐためのものです。
Bさん:自分にとって仕事とは自分も周りも豊かにすることだと思います。
客観的にみて、仕事に熱意をもって取り組めそうなのはどちらかといえば
Bさんですよね。
こんな感じで比べるとわかりやすいと思いますがなんで仕事をするのか?という質問だけでも
結構仕事への価値観って違うなと思いますよね。
その認識で、自分は何のために仕事をするのか?考えていくといいです。
「いや、それでもわからないんですよ。。。いったいどうしたらいいんですか」
という人もいるかと思いますが原因はシンプル。
☑「あなたにとって仕事とは?」がわからない原因
原因としてはいくつかあると思いますが下記の通り。
・仕事をしたことがない
・普段考えない
・なんとなくはあるけど、きれいに言語化できてないだけ
こんな感じ。
この記事を読んでくれている人はバイトを除けば仕事をしたことがないと思うので
ぶっちゃけわからなくても当たり前ですよ。ということ。
実際私も、仕事をする前は本当の意味で理解はできてなかったと思っています。
当時の私の考え:お金をもらうためにすべきことだからとは思いつつも面接では「人を笑顔にすること」と答える
現在の私の考え:自分が自分であるための証明手段
上記の通り。
社会人になってから3年ですが仕事をしただけでここまで考えが変わりました。
なので悩んでいる人は現段階で思う「自分にとって仕事とはなにか」
を考えていけば問題なしですよ。
あとは、普段考えていないと就活になって急に聞かれても
わからんし。ってなるのは当たり前ですので
ちょっと社会人になってからの自分をイメージしつつ考えるのがオススメです。
ドラマ「校閲ガール」とか見つつ、そこで働く自分をイメージするっていう手もありますよ。
☑ちょっと考えてはいるけど。。っていう人は言語化するだけ
たまにふわっとした考えはあるけど言葉にできてないだけという人もいるかと思います。
その場合は下記手順で言語化すべき。
①思うがままに単語を書きなぐる
②キーワードを拾う
③文章にする
上記の通りで簡単です。
考えがまとまっていない人は、まとまらなくてもいいのでまずは書くことをおすすめします。
就活で「あなたにとって仕事とは?」の答えの作り方
手順①:うれしかったことを考える
手順②:理由を考える
手順③:まとめる
手順④:テンプレにはめる
上記の通り。かなり簡単なので考えつつメモりつつ見ていただけると嬉しいです。
手順①:うれしかったことを考える
受け身の内容ではなく自分から動いた経験を考えることがポイント。
例えばですが
「○○してもらってうれしかった」→×
「○○をして喜んでもらえたからうれしかった」→〇
上記の通り。
仕事は受け身では始まらないので
自分から行動したものにすると考えやすいです。
とりあえず何かをしてうれしかった出来事をサクッと書き出してみてください。
☑例:私がうれしかったこと
・バイトで丁寧に接客したら褒めてもらえた経験
・文化祭実行委員としてイベントを成功させた経験
・努力して成績上位をキープした経験
上記の通り。
まずは汚くて問題なしなので書きなぐってみると結構でてきますよ。
最初からきれいな文章にすると、迷いがちなので
まずは箇条書きで書いていくといいですね。
手順②:理由を考える
うれしかったことをいくつか考えたら、なぜそう思ったのかを考えていきます。
私の例で行くと
・バイトで丁寧に接客したら褒めてもらえた経験→人とかかわりが実感できると喜びを感じる
・文化祭実行委員としてイベントを成功させた経験
・努力して成績上位をキープした経験
手順③:深掘りする
理由をさらに深掘りして仕事をする意味にしていきます。
私の具体例で行けば
・バイトで丁寧に接客したら褒めてもらえた経験→人とかかわりが実感できることに意味を感じる=人に喜んでもらえること
・文化祭実行委員としてイベントを成功させた経験→困難だと思っていたことが成功したときに意味を感じる=自己成長
・努力して成績上位をキープした経験→評価が数値として出ることに意味を感じる=社会的評価
上記の通り。
上2つはそのまま就活で使えそうですね。
これをテンプレにはめれば完成です。
手順④:テンプレにはめる
テンプレは下記の通り。
私にとって仕事とは(私が意味を見出す仕事)は○○です。
理由は○○です。具体例としては○○という出来事がありました。
そのため、○○というのが私にとっての仕事です。
御社に入社してからもこの経験を生かし、○○という分野で活躍したいと思います。
上記テンプレの○○にはめていけばOKです。
☑テンプレって飽きませんか?←飽きません
テンプレを使うと飽きられるんじゃないか?
企業ごとにかえなくていいんですか?
上記のような疑問があると思います。
答えとしては、テンプレは飽きられることがないですし
企業ごとに変える必要があるのは中身なので型は変える必要なしです。
というのも、面接や書類で重要なのは飽きるか飽きないかというよりは
どれだけ論理的に説得力のある話ができるのか?が重要だから。
理論的に話すためにはある程度型が必要なのでテンプレ使ってOKという認識です。
『あなたにとって仕事とは』と一緒に考えておくべき質問
この質問と一緒に考えておきたいのが下記の通り。
・あなたの仕事のモチベーションを教えてください
・仕事で嫌なことがあったときどうしますか
・最近の喜びを感じた瞬間を教えてください。
上記質問は本質的にあなたにとって仕事とは?と同じく
仕事への価値観を見るための質問です。
上記手順で一緒にかんがえておくべきですね。
本記事は以上です。