やりたい仕事と学部が違う…【専門知識なしで内定を取る方法】
就活中の学生:興味のある仕事と大学の学部が違いすぎるんだけど
やっぱり専門性がないと内定もらえないのかな?
不安なので教えてください。
上記悩みを解決します。
☑︎本記事の内容
・行きたい会社と学部が違うのは問題なしです
・学部の系統が違う人が内定を勝ち取る方法
この記事を書いている私は、高校でデザイン、短大で食品と全く違う分野を学び
食品開発として就職しました。
短大こそ栄養士として食について学んでいたものの
開発については全く無知でしたし、高校はデザイン科出身など
専門性皆無の人生でした。
そんな全く専門性のない私がどうやって倍率の高い食品開発に就職できたのか、経験をもとに
学部と関係ない仕事で内定を取る方法を解説していきます。
やりたい仕事と学部が違うのは問題なしです
就活を始めると、思ったよりもいろんな分野の仕事があって
学部は関係ないけどちょっと興味あるな〜なんて仕事が出てくると思います。
でも、学部が違うから選考通過できるか不安…
という人のために学部が違くても問題なしですよという理由を解説します。
学生に専門性は不要
ちょっと意外かもですが、企業は学生に専門性を求めてないです。
☑︎学生に専門性が必要ない理由
・学生レベルの専門性は入社してからの基礎でしかない
・専門性が欲しい時は中途採用をする
上記の通り。1つずつ解説します。
・学生レベルの専門性は入社後基礎にしかならない
例えば大学で農学を学んで研究員を希望しているとします。
食品の研究員は一般的に農学部の院生レベルしかなれないと言われてるんですが
その学生たちが入社後すぐに専門性を生かして活躍できるかといえば違います。
仕事内容の基礎は理解できてるという状態からのスタートなだけですよね。
農学部出身の院生ですら、基礎ができるかできないかという所なわけですから
他の仕事で専門性が必要とは言いにくいです。
たとえ専門性があったとしても、その会社の独自の技術や
研究などがあるので学生レベルだと基礎にしかないらないんですね。
・専門性が欲しい時は中途採用をする
就活生が意外に気づきにくいポイントかもですが
企業は専門性のある人材が欲しいと思ったら中途採用をします。
中途の方が社会人経験も圧倒的に豊富ですし専門知識がある人も多いでしょう。
もし今すぐにそんな人材が欲しいとしたら新卒から育てていては間に合わないです。
だからこそ新卒にはそれ以外のポイントを求めてるんだとわかりますよね。
じゃあ新卒には何を求めているんですか?と疑問だと思います。
☑︎新卒に求めているのは『将来の活躍』です
これが結論でして、将来的に活躍してくれることを期待しています。
企業が新卒で採用するのは
その会社で将来利益を産んでくれそうな人ということ。
つまり、今の知識がどうとかあんまり関係ないですってこと。
だから、新卒の求人情報って
応募条件が厳しくないですよね。
大学卒とかそれくらいです。
あってもTOEIC〇〇点以上が望ましいみたいな感じ。
その点、中途採用の求人には結構細かく応募条件が書かれています。
・実務経験3年以上
・〇〇資格保有
・〇〇の経験があるとなお可
など、3つくらい条件が出てくるのが普通です。
だからこそ、むしろ専門性がない新卒のうちに
やってみたいことに思いっきり飛び込んでみるというのが必要かもですね。
実際、私がやっていた食品開発という仕事も
求人のほとんどが実務経験ありという条件付きの中途採用。
中途で未経験でできるところはほとんどなかったです。
新卒じゃなければできなかった仕事だなと思っています。
☑︎興味があることが一番の強み
専門性が必要ないのはわかった。
じゃあ何が必要なんですか?と思った人もいるかもですが
結論『興味』だと思っています。
確かに、興味だけで何とかなるわけではないですが
興味がないとライバルに一瞬で負けます。
というのも、少なからずその仕事一直線できている学生もいる中で
戦うわけなので興味のあるなしで本気度が変わってきますよね。
ぶっちゃけあんまし関心ない仕事に応募しても
他の学生に熱意で負け、準備で負け、本番で負けます。
正直これは私が就活してきて思っている部分でして
私が受けて落ちた会社のほとんどが
入社後の自分が働くイメージがついてないとか、
その仕事に対して楽しそうと思うことがすくなかったところばかりでした。
全てがそうなわけではなくても少なからず
興味は本気度に現れますし、良くも悪くもライバルと差をつけるきっかけになるものですね。
やりたい仕事と関係ない学部の学生が内定を勝ち取る方法
☑︎自分の得意分野で戦うべき
学部が違うから全くそれを活かせなくて困ってます。。という学生が多いかもですが、それはちょっと間違いかもです。
むしろ学んできたことをどうその仕事に生かせるかが勝負だと思います。
実際社会にはいると学生の時学んでいたことと
今の仕事内容が重なってる人の方が少ないです。
なので逆に学んだこの部分が生かせますとアピールできれば問題なしです。
私の例だと高校でデザインを学んでいたので
会社の商品を手書きイラストにして食べた感想をまとめたりパッケージ提案をしました。
その力で会社に入ってからパッケージとかやりつつ
トータルで商品を作り上げたいという思いをぶつけました。
こうすると、「学んだことと全く違うけどなんで?
いきあたりばったりなんじゃないの?」という質問を避けられます。
そして、自分の強み=学んできた分野の話に持っていけるので
無駄な追及をされずに済むわけですね。
☑︎「やりたいこと」をはっきりさせる
学部と関係ない職種や仕事に応募するとありがちなのが
思いつきで行動してるんじゃないか?と思われること。
なんでこの学部だったのに全く関係ない仕事なの?という疑問ですね。
ですが、この解決方法は簡単で
「この強みを生かして、これがやりたいです」
という構図にすると
自分の学んできた分野+将来性をアピールしつつ
余計な疑問を解消してくれます。
将来性は新卒を採用する時に大切なポイントでしたよね。
このやりたいことをしっかり作れると面接でも強いです。
私の例でいくと「会社に入ってからパッケージとかやりつつ
トータルで商品を作り上げたい」という部分ですよね。
学部と関係ない仕事や会社だからこそ
やりたいことがしっかりしてると企業も納得してくれますよ。
☑︎「なぜ?」を明確にする
やりたいことはわかったけどなんでそれがやりたいの?
きっかけはなんなの?というのが企業が聞きたいポイント。
内定のためにはこの「なぜ?」という疑問の答えを準備すべき。
つまりきっかけの部分ですが、何もなしに
求人票見てたら楽しそうだった!という理由だと
その仕事に対して熱量が高い人には負けます。
私の場合は、高校時代に商品はパッケージが7割ということを学んだのが
きっかけで中身も、デザインもやれるような仕事に就きたいと思った。
という回答を準備していました。
こんな感じで、何かきっかけがあってこの仕事に興味をもちましたという理由があると説得力のある話になるかなと思います。
学部が違くても、正直かんけないと思いますのでまずはチャレンジしてみて欲しいです。
その時はちょっとこの記事を参考にしてみてください。
本記事は以上です。