面接でつまった時の対処法【つまってもOKです】
「就活しているけど面接で言葉につまってしまう」
「面接でつまったらどうしたらいいか知りたい」
そんな悩みについて、私が実際に就活でやってよかったことや、もっとやっておけばよかったことを振り返りながら解説します。
本記事を書いている私は、短大を卒業した後
大手コンビニのスイーツ商品開発会社に就職→WEB業界に転職しました。
倍率が高く、1000倍の競争率とも言われた商品開発職ですが面接がニガテでも内定を勝ち取ることができました。
面接でつまる=失敗だと思っていませんか?
面接でつまったら終わりだと思っていませんか。
私も面接いやだな、つまったらどうしようとそればかり考えていることがありました。
そうすると余計に「失敗しちゃいけない」って思ってつまるんですよね。
ぶっちゃけ、面接でつまるのは大した問題じゃないです。
というのも、面接でつまることはありましたが、つまったから落とされたと思ったものはなかったからです。
じゃあなんで落とされたかというと
・その企業に合っていなかった
・企業のことをきちんと調べられていなかった
などなど「つまったから」という理由で落ちたなと思うことは今思い返してもないです。
自己評価だからじゃないの?と思うかもしれませんが、就活エージェントを使っていたので落ちた理由を聞くことができる企業でも「面接でつまったからです」という理由はひとつもありませんでした。
なんなら、「この会社はうまくいえたわあ〜!」っていう企業で落とされたこともあります。
そのときは、明るく話せてはいたが企業が求めている人材ではないという理由だったそう。
これからもわかるように面接でつまる=落ちる、失敗ではないです。
つまらないように答えるということよりも、内定を勝ち取るために大切なのは答える内容や、意欲だということですね。
つまっても大丈夫!くらいの気持ちでいきましょう。
面接でつまる質問をされる理由
そもそもですが、なぜ面接でつまるようなことを聞いてくるのか。
結論、対応力が見たいからです。
面接はどの企業でもある程度おんなじことが聞かれます。
実際私はIT業界や不動産業界、食品業界と結構バラバラな業界の面接にいきましたが聞かれる内容がぜんぜんちがーう!ってことはなかったです。
でもたまに、「え、何その質問」みたいなわざとこちらがつまるようなことを質問してくることがあるんですよね。
じゃあなんでそんな質問してくるのか?って言ったらやっぱり面接官は用意されてないことに対してどれだけ対応できるのかというところを見ているんだと思います。
ある程度同じことが聞かれるからこそ100%の準備をしていくわけですが
そうすると面接官は「ちゃんと準備してきたもの」しか見ることができません。
社会に入ったら準備せずに起こることがほとんどです。
それにどれだけ対応できそうか見たいわけです。
なんて答えたらいいかわからない、つまる質問の中には質問の目的がわからないものもあります。
・あなたを動物に例えると?
・あなたを野菜に例えると?
こんなのどんな動物でも野菜でも変わらないですよね。
そう言った質問はあなたの対応力を見られているんだと思って自信を持って答えればOKです。
面接で答えにつまった時はどうしたらいい?【プラスな印象を持ってもらおう】
面接で言葉につまったとき、時間を稼ぐなどのテクニックはありますがつまったときの本質的な対処法ほうはひとつ。
つまったとしても頑張って答える
結論これだけです。
さっさと諦めて「すみません、わかりません」と答えたくなる気持ちはわかります。
でもそれは試合を放棄したのと同じです。
面接官に「やる気がないんだな」と思われても仕方ないかも。
なのでつまってしまっても、なんとか答えをしぼり出しましょう。
何回つまったからといって減点になるわけではありません。
スラスラ言えることよりも、自分がどれだけ誠実に答えることができるかの方が大切です。
私もつまったけどなんとか答えたという経験はありますし、内定をいただくこともできました。
そもそも面接はあなたの人柄を見るというのがメインの目的ですよね。
・困ったことがあってもなんとかやり遂げる
・うまくはなくても一生懸命にやっている
そんな印象を持ってもらえれば言葉につまっても評価が高いことは間違いなしです。
面接でつまった時の対処法【テクニックを5つ紹介】
そうは言っても面接はコミュニケーションなのでずっと黙っているわけにはいきません。
そんな時に使っていたテクニックを紹介したいと思います。
テクニック1:そうですね〜…など繋ぎの言葉を使う
面接でつまってしまったら黙ってしまう
という人、多いかもしれません。
ですが会話の中での沈黙というのはけっこう気まずいものです。
友達と話をしている時でも沈黙していると「やべ、なんか話さなきゃ」
ってなりませんか?
面接だと余計に「やばいやばいやばい何か話さなきゃ、話さなきゃ」と自分にプレッシャーをかけることになりますし
もう「話さなきゃ」でいっぱいになりすぎて答えが浮かんでこないし
なんなら質問なんだっけ?ってなるレベル。
そうなる前に「ちょっと答えづらい、つまりそう」そんな質問がきたら
必ず自分がいう言葉を作っておきましょう。
私がよく使っていたのは「そうですね、….(ちょっと考えながら、質問をくりかえす」
という方法です。
例えば
質問:あなたを動物に例えるとなんだと思いますか?
に対してつまっちゃうと思ったら
答え:そうですね、 …. 私を動物に例えると〜
とちょっと考えながら答えるわけです。
黙るよりも自分の心が落ち着きますし、沈黙さけてうまく会話をつなぐことができます。
テクニック2:質問の意味を聞いてみる
これも方法のひとつです。難しい質問がきた時に使ってみてください。
「それは・・・と言った意味でしょうか?」
こんな感じ。
こう聞き返すことで時間稼ぎをすることもできるし、
言い方を変えて質問してくれることが多いです。
そこから新しい答えを見つけられる可能性も高くなります。
テクニック3:緊張していることを伝える
質問は難しくないけど、うまく答えられない。
途中まで話したけど、自分で何を言ってるのかわからなくなってしまった。
そんなときは緊張してうまく話せていないことを正直に言いましょう。
「申し訳ありません、緊張でうまく話すことができず…もう一度よろしいでしょうか?」
こんな感じで途中で何がなんだかわからなくなったらリベンジしてみてください。
テクニック4:どうしてもわからないことは、考えた後素直に謝る
基本的にはあなたの人柄を見る面接なので正解がわからないことはあっても答えがわからなということは少ないと思います。
ですがごくたまに正解のある質問をしてくることもあると思います。
例えば
・ライバル社の〇〇とうちの違いはなんだと思いますか?
と言ったような内容。
そもそもライバル社を知らなかったら答えられないような質問です。
そう言った場合は一呼吸おいて(一応考えましたけどアピール)、
「申し訳ありません、私が勉強不足なためわかりません。」
と素直に謝っておきましょう。
ここでライバル社〇〇を知らないにもかかわらずテキトーなことを言ってもし間違えていたら
「この子は知らないことを知らないといえない人なんだ」という印象をもたれてしまいます。
素直に謝った方が吉ですよね。
テクニック5:少し違った切り口で答える
テクニック4に続きますが、答えがある質問や自分の答えがあっているのか、わからないこともあると思います。
そう言った時に使えるテクニックとして、少し違う切り口から答えるというのもひとつの方法です。
・ライバル社の〇〇とうちの違いはなんだと思いますか?
上記のような質問、謝るだけではもったいないです。
「ライバル社の〇〇については存じ上げておりませんでした、申し訳ありません。」
「ライバル社の〇〇については存じ上げておりませんでした、申し訳ありません。質問の回答になるかはわかりませんが、貴社の強みは▲▲だと感じております。」
どちらがより真剣に面接を受けにきていると思ってもらえるでしょうか?
圧倒的に後者だと思います。
聞かれた質問の答えかはわからないけれど、勉強不足な点はあったけれどそれでも私は貴社のことはきちんと調べてこの面接に望んでいますよ。とアピールすることができます。
面接でつまってしまうあなたに伝えたいこと
面接でつまってしまうからうまくいかない。そんなふうに落ち込むことはありません。
本記事でもお伝えしてきたように、面接はうまく話す場ではなく
あなたの人柄を伝える場面です。
うまく話せる、話せないという表面的なことよりも
面接に対してしっかりと準備していること、
自分ができないことでもなんとかやってみようと食らいつく姿勢
わからないことはわからないと言える素直さ
そんなあなたの人柄を見てもらいましょう。
結局大切なのは人柄です。
どんなに話がうまくてもそこに感情がなかったり、
嘘をついていたら信用されませんよね。
逆に見てわかるくらい緊張していてもなんとか話そうと頑張っている人のことは応援したくなると思います。
面接官も同じです。
つまったり、緊張で声が上ずってしまうこともあるかもしれませんが明るく笑顔で!面接に望んでみてください。
頑張りが伝わる企業が絶対にあります。
本記事は以上です。