登録販売者の勉強時間と期間【結論:半年以上です】
登録販売者を受ける予定の人;登録販売者って難しいらしいけど
勉強時間どれくらい確保すべきなのかな。
いつから勉強始めようか迷っています。
上記の悩みにお答えします。
☑本記事の内容
・登録販売者の勉強時間は半年×毎日1時間
・勉強時間の工夫をしよう【登録販売者合格のためのコツ】
この記事を書いている私は短大の頃、登録販売者を一発合格で取得しました。
短大のフル授業+週4のバイトでなかなか
忙しかった私がどれくらいの勉強時間で取得したのか。
できるだけ時間を有効活用して一発合格するには
どうしたらいいかを解説したいと思います。
登録販売者の勉強時間は半年×毎日1時間
結論ですが、勉強期間は半年くらいです。
時間としては半年間毎日1時間程度の勉強になります。
費やした時間合計は約180時間くらいになりますね。
実際には土日は2時間以上勉強したり、
平日は疲れて全くできなかったこともあるので
大体ではありますが平均すると毎日1時間くらいかなって感じです。
☑毎日1時間勉強すると慣れる
登録販売者が難しいのは、カタカナ多すぎて覚えづらいということがあります。
特に苦戦するのが3章の「主な医薬品とその作用」の部分。
ここでカタカナの薬の名前がめちゃでてきます。
アセトアミノフェン
エテンザミド
クロルフェニラミンマレイン酸塩
グリチルリチン酸二カリウム
イブプロフェン
など。
市販で手に入る薬に含まれてるものですが
まず、日常で馴染みのあるものではないですよね。。
だからこそ、まずカタカナだらけの薬に慣れるためにも
最低1時間の勉強時間は確保してほしいなと思います。
ここまで読んで疑問に思うのは
本当に半年で受かるのか?という部分だと思います。
なんかちょっと自信なくなってきた。。という人は読み進めていただけると嬉しいです。
☑勉強期間は半年以上が目安
他サイトでは勉強期間として2~3ヵ月目安で
半年くらいまでがベストと言っている
記事が多いですが、ぶっちゃけ厳しいと思います。
確かに、2~3ヵ月がっつり勉強すれば受かるかもしれないですが
ちょっとでも勉強が遅れたりするとリスキー。
というのも登録販売者試験は1年に1回しかないからです。
落とすと、同年の別の県で受けるか
また来年受ける形になります。
受験費用も結構するので、一発で合格したい。
無駄な費用はかけたくないとおもうのであれば最低半年はみたいところですね。
実際私も、短大で勉強している栄養の勉強と
少しかぶっているところがあったものの半年間も勉強してます。
今まで全く、薬系の勉強や栄養、人体について勉強したことがない人は半年以上からが目安と思っておくと安全です。
とはいえ、半年以上勉強するとしても
あんまり時間をかけすぎずに効率よく合格したいと思っている人は多いと思います。
私も学校+バイトで少ない時間の中合格にこぎつけたので
その経験をもとに効率よく勉強して時間を削減する工夫について紹介したいと思います。
勉強時間の工夫をしよう【登録販売者合格のためのコツ】
コツ①:時間を目標にしない
コツ②得意分野と苦手分野に分ける
コツ③:隙間時間は無駄にせず勉強する
勉強時間を工夫するコツは上記3つです。
1つ1つ解説していきます。
コツ①:時間を目標にしない
仕事や学校が終わってから勉強しようと思った時
「とりあえず1時間やるか~」と思っていませんか?
この目標の立て方はNGです。
というのも30問解くのに対して
1時間かけても30分かけても答えは同じだからです。
数学や考えなければわからない問題であれば
時間をかければかけるほど回答の正答率が上がるかもしれないですが登録販売者に限っては完全暗記です。
覚えてるか覚えてないかなので
できるだけ短い時間で問題を解いて覚えていくことをオススメします。
同じ1時間でも30問解くのと60問解くのでは覚えた量は明らかに違いますよね。
なので目標の立て方としては
1日〇問や1日〇ページという感じがベストかなと思います。
時間で区切って、だらだらやると
一番生産効率悪く勉強時間もかかりがちです。
コツ②:得意分野と苦手分野に分ける
登録販売者は1章~5章の問題をすべて基準点以上取らなければなりません。
となると、すべて同じ時間ずつ勉強していく。。のがベスト?と思うかもですが
気を付けたいのは章によって難易度が全然違うというところ。
なので自分が得意な章と不得意な章を分けて時間配分を考えるべきです。
☑登録販売者の試験内容
1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識20問 40分
2章 人体の働きと医薬品20問 40分
3章 主な医薬品とその作用 40問 80分
4章 薬事関係法規・制度20問 40分
5章 医薬品の適正使用・安全対策20問 40分
内容は上記の通り。
見てわかる通り3章は40問と配分も多く苦手な人が多いかと思います。
まずは一度少し勉強した後に通してやってみて
自分の苦手分野と得意分野を把握して時間配分を考えることが
合格への近道です。
ちなみに、私の勉強時間配分は下記の通り。
1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識→10%
2章 人体の働きと医薬品→10%
3章 主な医薬品とその作用→40%
4章 薬事関係法規・制度→20%
5章 医薬品の適正使用・安全対策→20%
こんな感じでほとんどの勉強時間は3章に費やしています。
1章、2章は学校で学んでいることとほぼ内容が近かったので
どんな問題が出るか把握する程度にやっていました。
まだ登録販売者の勉強してないよという人もちょっと問題を見てほしいです。
☑1章の問題例
1章は一見難しいですが、「これ明らかに違くない?」というのがわかりやすいので勉強しやすいです。少ない勉強時間でも直感的にわかりやすい問題が多めです。
☑2章の問題例
2章は人体についての基礎的な内容が多いので
中学や高校理科の応用程度の勉強をすればできるようになるイメージ。
4章、5章は多少覚えないと知らないことも多かったので
それぞれ20%くらいずつ時間を取っていました。
☑4章の問題例
多少対策しないとチンプンカンプンになるので
苦手そうであれば十分に時間を取るべき章。
☑5章の問題例
5章は常識的にわかる範囲の問題も多いので
勉強時間が少なくてもすっと頭に入る問題が多いイメージです。
☑問題の3章の例
ぱっと見で「わかりそうな問題ないわ。。」って思いますよね。
この3章が一番鬼門ですので十分に時間をかけて対策すべき。
もちろん人によっても難しさ等は
今までの経験や知識から違うこともあると思います。
まずは自分の得意不得意を知って
勉強時間配分を考えることで効率的に勉強できます。
コツ③:スキマ時間は無駄にせず勉強する
繰り返しですが、全くの初心者が登録販売者を取ろうと思った時に
大切なのはとにかく薬の名前に慣れることだとおもっています。
毎日1つでも2つでも薬の名前を見て覚えていく、慣れていくと
3章の問題もすんなり覚えやすくなります。
なので授業と授業のスキマ時間
仕事の休憩時間を利用して問題を解く、まではいかなくとも
薬の名前を見たり単語帳を作って覚えたりするのがオススメです。
☑私が当時やっていたスキマ時間勉強法
①スマホで単語帳を作成
②スキマ時間で薬の名前を覚える
③スマホアプリで問題を解く
初めの頃は①、②を中心に勉強しつつ
大体薬の名前が入ってきてスッと言えるようになったら③の勉強をする。
って感じです。
薬の名前も自分の頭に入ってないと問題を解くレベルまで行かないです。
☑登録販売者の勉強にオススメなアプリ
オススメ①:単語の記憶に便利なシンプルな単語帳が作れるアプリ
オススメ②:登録販売者の過去問が解けるアプリ
アプリだけですべての勉強ができるわけではないですが、
時間の有効活用としての勉強にはベストです。
効率的な勉強をして一発合格を目指しましょう!
本記事は以上です。